先に生まれただけの僕

昨日から始まった
翔くん主演ドラマ「先に生まれただけの僕」

潤くんファンだけど、ちょっとだけ書いておきたいなって思うことあります。
シューイチの潤くんを待機中のこの時間をつかって、少しだけ。

それは
ドラマの終盤。
奨学金の話のシーン。

ドラマでは高校生にそんなこと言うのって扱いになっていたけど、
でも現実は翔くん演じるところの校長先生が言ってた通りなわけです。

私も奨学金があるから、と言われました。
貸与であることも言われたんだと思います。けど、その部分の記憶がない。
ドラマと同じです。
勧められた教育学部を目指していたので、教員になれば返さなくてもいい、というようなことも聞かされてたかもしれません・
が。実際は教員採用率も低くて、卒業と同時に教員になれるかっていうとね。
そうなったら借りた奨学金の返済はどうしたらいいのか、なんてことまでは教えてくれなかった気がします。
結果、進んだ教育学部を一年で辞めて別の学部に入りなおしたからまったく関係なくなったお話だったけどね。


そうして、私は奨学金をもらって大学に通うことになりました
そう、借りる、ではなく、もらう
これが当時の感覚でした。
入学し、毎月入る奨学金は確かにありがたかったです。
そのおかげで大学に通えたことも事実です。転部だけでなくさらにマスターまでいったからねー。
そこは本当に感謝しています。
でも。
卒業前の返還説明会。
配られた自分の貸与総額と返済計画。
そこでようやく
もらったのではなく借りたのだと意識が変わりました。
私のときはまだ返済開始時期を選べたので、
入社してすぐではなく、半年後だったかを選択。教員になることもなく
借りてた金額も大きかったので、期間は当時の最長20年。
貸与総額を20年で割り、それを年払い(月払いも選べました)で返すことを決めました。
奨学金が「借金」となった瞬間でした。
就職前から借金持ちです。

就職しても一人暮らしをしなきゃならなかったので、
お給料から住居費光熱費など、毎月一定額はそれに充てないといけません。
それが十数万。
さらに食費や交際費などを引いて、手元に残った金額から、ここからこつこつ毎月貯めてさ。

そんなときふと耳にしたのが。
結婚後に奨学金を返すことに肩身の狭い思いをしてるって人の話。
子育て期間にしっかり働けなくて、返済を夫のボーナスからしてもらうことになった人の話。
結婚前からそのことは納得してもらっていたとしても、先の長い話だし、
もしその返済がなければ、マイホームの頭金にできた、とか言われたりする、とか。
そんな話を耳にして。

決めたのが
独身のうちに完済する
(私のときは一括返還ってのがあったけど、今はどうなんだろ?)
毎年の返済をしつつ、一括返済にむけて貯金をせっせとしましたよ。
恵まれてたのは私は専門職での採用だったので割とお給料が良かったこと。
頑張った甲斐あって、
300万円以上あった借金を入社4年目、一括返済してやったさ。



そんな経験があるから、
今の我が家、まったく余裕のない暮らしだけど、
子どもたちに「奨学金をもらって、、」とはどうしても言えないです。


私は
学生のときから、奨学金は給付型にしてほしいと訴えてきました。
当時以上に奨学金を貸与じゃなく、給付にすべきだと強く思っています。
保育料や幼稚園を無償にするってことも必要だと思うけど、
子どもはいつまでも園児じゃないです。
私立高校実質無償化もいいと思いますが、
子どもはいつまでも生徒ではないです。
その先があるのに、
その手前までいくらタダにしてもらっても。

能力があるにも関わらず、経済的な事由のみで進学を断念しなければならない、
それはあってはならないのでしょっ!

なのに、国は、
貧乏人は大学には進めません。進みたいなら借金しなさい、と言う。
本当にそれでいいのか?
相当な借金をまだ働いてもいない若者に背負わせるシステムでいいのか?
大学に行くなら相当な借金を背負うことになるけど、どうする?
って高校生に選択させるようなことでいいのか?




先僕を見て、思ったことでした。